クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2020年【No.38】11月上旬採集:今季の採集納め!【九州 宮崎編】
11月に入り、朝夕は寒さを増してきました。
私が在住する宮崎でも朝は特に寒く、平野部でも10℃前半になることも多くなって来ました。
しかし日中はまだ20℃前半まで気温も上がることもあり、朝と昼の寒暖差が激しく感じます。
しばらく採集に行ってなかったので、今シーズンの採集納めの挨拶も含めて、行ってみることにしました。
【11/13の採集】
この時期ならではの風景。
熟した柿の実がたわわに実っています。
ポイントに到着し、
木々をチェックして見ると、
意外とすぐに、
樹液に来ているゾウムシの姿を見つけました。
まだ虫は活動しているようです。
虫を見つけたことでテンションも上がり、
木々をチェックしていくと、
樹皮裏の小さな隙間から、黒い背中を見つけました。
周りの樹液は発酵していて、マヨネーズっぽい匂いがします。
おそらくコクワガタだと思いますが、敢えて取り出さず、そのまま撮影だけに留めました。
ようやくクワガタを発見出来、嬉しくなりましたが、
その後は全然見つかりません。。。
クワガタを探している途中に、
アケビや、
真っ赤に熟れたカラスウリ等を見つけました。
こういった風景を見ると、ますますシーズンの終わりを感じてしまいますね。。
もうクワガタはいないのかな・・
と諦めかけた時に、
クヌギの樹皮裏に、コクワガタ♂の姿を発見!
なかなか大きく、♂40㎜前半程度はあったかと思います。
こうして約2時間程度、11月の採集を楽しみました。
出逢ったクワガタは2頭と寂しいものがありましたが、今シーズンも沢山楽しませて頂きました。
最後に、
毎年恒例のお神酒を山の神様に捧げて、今シーズン採集納めのお礼と感謝を申し上げました。
今シーズンも沢山の出逢いがありました。
もう長年採集を続けていますが、毎年毎年違った出逢いがあり本当に飽きが来ません。
また来年どのような出逢いがあるのか、既に今からもう楽しみです。
この気持ちはいつまでも忘れずに今後も採集を楽しませてもらおうと思っております。
山の神様、今シーズンも本当にお世話になりました!
来年もよろしくお願い申し上げますm(__)m
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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